Miki’s Diary

Mikiの徒然日記。

除梗破砕ボランティア@深川ワイナリー東京

2023年10月15日(日)

東京都江東区にある都市型ワイナリー、深川ワイナリー東京さんのInstagramにて、梗破砕ボランティア募集のお知らせを発見。

収穫とボトリングのお手伝いは経験↓↓したが、除梗破砕は初めて。日曜日の募集だったので定員で募集締め切りとなる前に即応募。

miki-diary.hatenadiary.com

 

当日は山形から到着する甲州をトラックから降ろす作業から参加。

雨の降る中8時にワイナリーへ到着。

カッパ、長靴、軍手をお借りして早速作業開始。

1籠15㎏。流れ作業で降ろし、醸造所内に積み重ねていく。慣れた方の誘導によりスムーズに。(なんかこれ、最近ちょっとだけやったなぁ。)

届いたぶどうを食べたりも。前に食べた時より甘い!糖度高そう!!種まで食べても渋くなくて、全くのド素人ながら、これは美味しいワインになるに違いないと確信。

スタッフの紹介や、参加者の自己紹介なんかしつつ、機械のセッティングをしているうちに9時スタートの参加者も合流して、約10名ほどのボランティアが集まり今日の除梗破砕の作業開始。

 

※除梗破砕とは

「ブドウから果楩を取り除き(除梗)、つぶす(破砕)工程。」

日本ソムリエ協会教本 2022 P26 より引用

要は房になっているぶどうを茎から外し、ワインになるぶどうの果汁を絞り出す為の前作業。

こんな機械をオレンジの桶に載せてそこにぶどうを入れ、刃がくるくる回って茎の部分を巻き込んで外していく。

ぶどうの入ったカゴを運んでくる人。

機械に投入する人。

機械の中でぶどうが片側に寄ってしまうのでそれを反対側に送る人。

この時状態のよくないぶどうや葉っぱを取り除く作業も。

ビニール脇で茎が詰まらないように補助する人。

カゴを洗って乾かす場所まで運ぶ人。

交代で色んな作業を体験。

 

カゴを洗いながら、某ワイナリーの新人さんの呟きを思い出してた。

地味に大変。私は数分の事だけど、やってもやっても終わらないのは辛いよね。

でも、これなら私でも手伝えるよ。(たまにならね。笑)

機械への投入は基本男性がやっていたけど、少しだけやらせて貰った。

普段はひとカゴ13kgらしく、この日の15kgは女性には辛いらしい。勢いあまって自分も一緒に桶の中に落ちてしまいそうで、ほぼほぼ下からカゴを上げてくれる男性の力に頼ってました。(余計大変だったかも。体験させて頂きありがとうございます。)

桶の中のぶどうはこんな感じ。

それをバケツリレーで圧搾機へ投入。

ぶどうの重みのみで果汁が絞られ、下に流れてくるのが想像以上の量。これがフリーラン果汁。

全てのぶどうを投入したら蓋をして圧力をかけて更に絞る。

絞られた果汁はステンレスタンクへ。

おいしいワインにな~れ。

左がフリーラン。甘くてスッキリ、りんごジュースみたいと皆さんおっしゃってた。

右はプレスした後のジュース。果皮からの酸味や渋みが追加され、複雑さが増していた。色も明らかに濃い。もうこの時点で美味しいし、なんならこれで商品化してもいいんじゃないかっていう位。(吞兵衛は美味しくてもアルコール入ってなきゃダメか。笑)

一息ついて、除梗作業をもう一巡。

圧搾完了までもう少し時間があったので、醸造中、完成間近の無濾過デラウェアテイスティング

テイスティンググラスで!!香りがすっごく華やかで、いつまででも嗅いでいたい幸せな香り。まだ微発泡していて、フレッシュでピチピチ。これから澱引きして瓶詰したら少し落ち着くとの事。楽しみ!

そうこうしているうちに圧搾が終わったぶどうの皮。ほぼ水分が抜け、でもまだちょっとしっとり。これをオレンジワインにする桶に足してしばらく醸す。

そしてもう一回除梗作業をして、圧搾機に投入して本日のお手伝いは終了。

あっという間に12時半。いやあ、楽しかった。楽しかったけど大変だぁ。本当に貴重な体験。ますますワインに思い入れができてしまいそう。

そして、ボランティアなのに、お土産が。

立派な大きさの甲州

そしてなんと!試飲し放題。実質フリーフロー!

深川ワイナリーの新たな醸造担当、金子さん、宮田さんのここでの初リリースワインとか、前醸造担当が忘れていた(?)樽から発見された2019のシャルドネとか、リリース前に全買いされてしまい一般には流通しなかったワインとか、貴重なものも含めて自由に飲ませて頂いた。労働の対価として贅沢過ぎる!!空きっ腹なのに色々飲んじゃった。

お土産には量り売りのセラヴィ!マスカットを購入。これも試飲して、すごく爽やかでスルッと飲めちゃう美味しさだったから、スポーツ観戦に持って行こうかと。

とっても充実したボランティア体験でした。

ワイン造りの最初の段階に関わったこの甲州達。今後どのように変化して、どんなワインになっていくのか、非常に楽しみ。続きの作業もタイミング合えばお手伝いしてみたいな。

 

www.fukagawine.tokyo

 

 

 

 

 

 

 

 

日本未入荷アンゴラワイン試飲@アフリカー

2023年4月16日(日)

 

水天宮にある南アフリカワイン専門店、アフリカーさんでアンゴラ共和国のワインテイスティングができると聞いて、参加して来た。

 

アンゴラ共和国

アンゴラと聞いてもピンとくる名産物など何も思いつかず、事前にググって最近(2002年)まで内戦が続いていた国と知る。

そんな国のワインとはどんなものなのだろう。少なくとも日本語サイトにアンゴラのワインの情報など出てこない。土着品種なのだろうか。泥臭くて、未熟さを感じるのだろうか。はたまた、南アのように掘り出し物なのか??

 

ワインエキスパートの資格も持つアンゴラ大使館職員の方が、保存状態が良くなかったせいか現地で飲んだ時はあまり美味しいと思わなかったのに、先日日本で飲んだらとても美味しかった。これはぜひ輸入販売してくれそうなワインのプロの方に試飲して頂きたい、お取引の足掛かりができれば、と白羽の矢が立ったのがアフリカー店長小泉さん。そのご相伴に預かった形。

アンゴラ大使がハンドキャリーして来た、貴重な一本。今日本にあるアンゴラワインの最後の1本。ただのワイン愛好家が単なる興味で飲みに来てしまって良かったのだろうか・・・。

 

アンゴラのワインは、日本で貴重なだけではない。

アンゴラでも植民地時代の名残でポルトガルワインの輸入量を減らさないよう、食用葡萄は栽培していたものの、最近までワイン造りは禁止されていた。アンゴラのワイナリーは今回お持ち頂いたVALE DO BEROの生産者、Malheiro Muriasさんが2軒目。1軒目はあまりうまくいかなかったようで、おそらく現在アンゴラ唯一のワイン生産者。

ぶどう栽培については南アフリカから、ワインの醸造についてはポルトガルから専門家を招き、現地の人を雇って造っている。

品種はアラゴネス(テンプラニーリョ)、ソウザン、トゥーリガ・フランカ、トゥーリガ・ナショナル。ポルトガルワインを飲み慣れた国民に受け入れられやすいように、ポルトガルの品種。

砂漠の土壌に植えられ、年2回収穫できるため、夏に収穫した葡萄と冬に収穫した葡萄を混ぜてその年のワインを造っている。

 

さてさて、この辺のお話を伺って早速試飲。

ポルトガルワインのイメージから、もっと濃い果実味豊かなワインを想像していたが、グラスに注ぐと、ややオレンジがかった、透明感のある赤。ただ、見た目に反してアルコール度数が14%あり、香りもしっかり。味わいもバランスよく整っている。

うん。美味しい。普通に美味しい。

ただ、個人的には面白みにかけるかな、と。

インドネシアのワインや、オランダのワインを飲んだ時の方が、その地独自の品種を使っていたのもあり、新鮮さと楽しさがあった気がする。

 

気になる価格だが、現地価格5,000クワンザ位とおっしゃっていたと思うが、見つけたネット価格6,850クワンザ。現在1クワンザが0.26円だから、1,300円~1,800円。

この位の価格で日本でも飲めるなら、デイリーとしてあり。

3,000円台になると、「アンゴラ」という珍しさから一度は買ってみるけど、リピートはないかも。

というのが参加者ほぼ共通の意見。ただし、そもそもアンゴラのワインを飲んでみたいと思った人の集まりなので、珍しいワインを応援価格で飲める人達なのを忘れてはいけない。

運賃、関税等々を考慮したらいったいいくらになるのだろう。

同じアンゴラのネットショップで南アフリカワインStark-Condeカベルネ・ソーヴィニョンが13,250クワンザ、約3,500円。あれ?このワインに関しては下手したら日本で買う方が安い。

現在アンゴラから日本へ輸出しているものは他になく、アンゴラワインを日本に持って来ようと思うと、陸路南アフリカに持って行き、そこから他の南アフリカワインと混載してもらうのが現実的。しかし、Stark-Condeの価格を見ると、南ア→日本の運賃と、アンゴラ→南アの運賃はたいして変わらず、アンゴラワインを日本に持って来ようと思ったら倍の運賃がかかるという事なのかもしれない。(想像です。)

日本ワインをなかなか世界に届けられないのと同じ理由で、生産量と物流コストがネックとなりそう。

現在造っているワインも1種類だけなので、まずは飛行機で運んでイベント的にスポット販売。アンゴラという国と文化、アンゴラの現在に興味を持ってもらうのが先なのかもしれない。

 

それでも、アンゴラ大使館職員の方の、

「今ないからと言って、誰かが1にしないと始まらない。」

という熱意には感銘を受けた。

 

内戦という不幸な歴史から、凄いスピードで立ち上がろうとしているアンゴラという国について少しでも知れた事、そして興味を持つことができたのは、本当に貴重な体験だった。もしかしたら、10年後には普通にアンゴラワインが日本に入って来るようになっているかもしれない。その最初の1歩に立ち会えたのだとしたら、凄い経験。

 

またしても、ワインを通じたご縁に感謝です。

アフリカー小泉店長

アンゴラ大使館の方

他ご一緒頂いた皆様

ありがとうございました。

南アフリカワイン通販のアフリカー (af-liquor.com)

 

valedobero.com

駐日アンゴラ共和国大使館 – 駐日アンゴラ共和国大使館 (angola.or.jp)

 

 

北海道ワイン試飲会@ウィルトス神宮前

2022年10月7日(金)19:00~

 

10月だというのに、コートが必要な位寒い、しかも雨の降る金曜日の夜。

仕事終わり、初めての試飲会に向かった。

日本ワインが好きな仲間と繋がって飲む機会が増えたり、ワイナリーに行ったり、貴重なワインを飲める場にお誘い頂いたり、最近は日本ワインに傾倒して、なんならコレクターになりそうな勢い。

そんな時にたまたま目にした北海道ワインの試飲会。

ずっと行ってみたくて。でも、行ったら買わなきゃいけないようで、インスタでキラキラしていて、ちょっぴり遠くて。

でも、日本、しかも北海道ワイン!勇気を出して申し込んだ初めての試飲会。

神宮前のウィルトスさん。お邪魔するのも初めて。

会費3500円を現金でお支払いし、すぐにスタート。

最初は説明を伺いながら順番に。最後は自由に好みのものをおかわりできるスタイル。

もちろん抜栓してからの時間や前後に飲んだワインの印象の影響もあるけど、解説聞いたり、他の方の反応、評価を聞いていると、最初と、おかわりの時とで、全く感じ方が変わってくるので面白い。

 

ルレーヴワイナリー

①MUSUBI スパークリング 2021

香りからテンションの上がる華やかさ。とっても美味しい!!

各回2本の限定品。ただ、お値段は6,000円。

購入候補にしてたけど、おかわりした時には感動が薄れてた。

美味しかったけど、価格とのバランスで、なにがなんでも!とはならなかった。

⓶MUSUBI 結 2021

事前の下調べでは、これが良かったら買って帰りたい、と思っていたのだが、なんだがスパークリングの印象が強くて…あまり印象に残ってない。

とわ北斗 

10Rさんでの委託醸造。2024年、ワイナリー設立予定。

③L'ASSEMBLAGE 2021

最初はそこまで印象に残らなったのだが、おかわりタイムに皆さん絶賛。

改めて飲んでみると、色々な品種のアッサンブラージュだけあって、複雑で、でもバランスよく。少し寝かせてみたいワイン。

ミソノヴィンヤー

デラウェア 2021

見たことはあったんだけど…。

なんか、デラウェアをひたすら食べ続けて、お口が酸っぱ、渋いっ。みたいになった感じ。でも、10日しか醸してないそう。これも購入候補だったけど、なんだか思ったのとは違ったかな…なんて思ったのに。

おかわりタイムに飲んだら、優しくなってて、美味しいじゃん!

山田堂

⑤ナイアガラスパークリング 2021

エチケットが可愛いリスさん。クマコーラは飲んだこともあって、これ買いたかったけど…。香りもリスさんも優しいのに、ビックリする位酸っぱい!思わず笑ってしまった。真夏にくいっと行きたい感じ。美味しいけど、今日じゃない。

くまコーラは醸造家目線で、りすは農家の目線で造られてるんだって。あれ、やっぱりまた飲みたくなってきた。

ドメーヌモン

どうやら今回の目玉だったよう。

⑥モンシー MONT-C 2021

去年買って美味しかったから今年も買ってある。

けど、去年はスッキリ系だったけど、今年は甘味もあるまろやかなりんご。元々夏場のランチにスッキリ飲みたかったけど、秋になってしまったから逆にちょうど良かったかな。

⑦モンケル 2021

北海道のケルナーらしいな。甘味もあって美味しいな。なんて思って飲んでいたら、参加者のお一人が、「これ、泡なんですか?」え!!!

多分発泡しなかったんだと思う、との事。温度が上がらなかったせいか、何かの物質のせいか、瓶内発酵しなかったのでは?と。泡と聞かなければ、上品で、純粋に美味しい。もしかしたら、二度と味わう事のできないモンケルかも!来年は、一生懸命発酵させようとして、めちゃくちゃ元気なモンケルになってるかもしれない。それもまた面白い!

モンブラン MONT BLANC AK 2020 

ヴィンテージは違うが、モンケルと同じ畠のケルナーなのに、全然違う!こっちはスッキリ、キレイ系。気になるのはモンケル。

⑨ドングリ DOM GRIS 2020

こちらが目玉。去年は蒸留酒みたいになり過ぎたけど、今年は元に戻ったとの事だったけど、私は今年のもウイスキーみたいな、古酒っぽいニュアンスを感じた。個人的にはスッキリ系が好みみたい。

 

あいざわ農園

⑩龍之介 2021

国際品種に認定されたという山幸。そもそもこの品種を知る人がその場におらず、評価しにくいけど、野生っぽくて面白い。

森臥 

ノクターン S.A.

初仕込みで試行錯誤してできたワインとの事。2019と2020のバッカスに、2021の小公子を混ぜてやっとリリースしているあたり、察し。

事前下調べとエチケット、名前でこれも購入候補だったのだが。

ARIA 2021

微発泡で、味わいがとても綺麗な赤。小公子に試験品種15%混ぜている、ミステリアス。私が日本ワインで美味しいと思うのが白が多いなか、なんか心惹かれるものが。

 

ここから有料試飲。

濱田ヴィンヤード

シャルドネ 2020

500円。本当は、今日はシャルドネはいいかな、そんなに飲めないし。とスルーしようと思っていたけど、隣の方が「美味しい!」と絶賛。香りをかがせてくれてヤバイ。結局追加で試飲。香りがともいいし、少し寝かせてじっくり味わいたい感じ。こちらはタキザワワイナリー委託醸造だが、2021年からは自社で醸造開始。気になるワイナリーかも。

リタファーム&ワイナリー

⑭風のヴィンヤード ピノノワール 2018

300円。温度が低めだったのかな?酸が強く感じて、やはり私は赤は試飲で良さを拾いきれない。

宮本ヴィンヤード

⑮ヴィーニュ シャンタント ヴォロンテ 2019

700円。ボトル7,600円と価格も価格だが、これは綺麗で美味しい!幸か不幸か、完売で買えないけど。

 

そして、ここからジャンケンタイム!

お店スタッフに勝った人から順に、限定ワインの購入権が与えられる。

(やっぱ買わざるを得ないよね。いや、買う気満々だけど。そういう意味では、私は日本ワインの試飲会なら安心して参加できそう。高いのもまあ、払える価格だし。)

私は2回目に4人で勝ち抜け、そこで順位決定戦。一回目は負けたが、負け同士でジャンケン。一回タイミング合わずに私が勝ってしまったけど、「やり直します?」と申し出たら、なんとあいこの連続5回位!?「めっちゃ仲良しじゃん!」と言われながら結局勝って、4番目に選択権利を獲得。

結局妙に心ひかれたARIAを選択。各回3本だから、4位通過で選ぶワインではなかったのかもしれないけど、私が選んだら、お隣の方も「あれはめっちゃきれいだったよ!」と絶賛してくれた。(今思うとモンケルとりすも気になるけど!)

そして、せっかくなので試飲会参加だから買える、しかも5%引きのL'ASSEMBLAGEとミソノさんのデラウェアを。

 

試飲会って、色々ちょっとずつ飲んで、結局私はよく分からないまま、なんか雰囲気にのまれて買うしかない・・・なんてイメージを持っていたけど、ここでは一通り試飲した後また戻って自由に飲めるので、味の変化まで確認できた。ちゃんとコメントシートもくれるから、後から振り返れるし、情報もまとまってる。確かに一本は限定を買わざるを得ない余興もあるけど、興味のあるワインなら喜んで買っちゃう。

15種類もあってメモしてないので、印象が薄くなってるワインもあるけど、それはそれで私には刺さらなかったって事で。

試飲会、楽しいな。勝手にハードル上げてたけど、一つ階段昇れた気がする!

第69回甲州市かつぬまぶどうまつり

2022年10月1日(土)

秋の気配を感じると、急にお出掛けしたい欲でそわそわ。

そんな時に知ったのが、勝沼で行われる「ぶどうまつり」。

www.city.koshu.yamanashi.jp

 

 

あれこれ調べ始め、宿泊も視野に考えたけど思いついたのが1週間前。イベントの日に宿がとれるはずもなく。ボランティアが普段行けない絶景を案内してくれるというフットパスに申し込もうかとも思ったけど、休日は連絡できず。

結局行くか行かないかも含めて前日(当日)の気分で!と何一つ決めずに、日頃の運動不足解消を目的の1つに、思いつきの旅にする事に。

あくまで目的は散歩なんで、前もってワイナリーの見学予約とかはせず、 基本的に足の向くまま気の向くままの小旅行であります。

さて前日。

行く気満々になってたのに、昼過ぎから持病の膝痛発症。明日歩けるのか?バスで行ける所だけでもいいかなあ。まあ、予約取ってないからやめてもいいか・・・。

なんて弱気になっていたけど夜、ゴールデンウイークに行った長野のワイナリーの写真を見て…やっぱり行きたい!膝も痛み止め飲んだ後そのまま痛みがひいたよう。

 「旅行に行く」となったらウキウキして楽しくなってしまうのは小学校の頃から変わりません。 前日早めに寝たこともあって、目が覚めたのは午前1時。やめときゃいいのに、ちょっと調べたくなってスマホをいじり・・・結局再び寝たのは4時近く。

目覚ましは5時に鳴り…。当たり前だけど眠い。もうひと眠りして起きたら行こうか、1時間遅らせてもいいか、いや、せっかく調べたし行くか。なんて考えていたら目が冴えて来たので起床。準備。現地購入するであろうワインを入れる空のリュックを背負っていざ出発。

朝6時前の外はいつも通勤で通る道も清々しくて新鮮。

目的地の勝沼ぶどう郷駅までも中央本線の鈍行列車を利用します。 単なる散歩に特急列車などもったいないのであります。

我が家から片道約3時間。運賃2,000円位。気楽に行ける距離とお値段。

午前9時前。勝沼ぶどう郷駅到着。いい朝だ!

早速本日一番の目的地(え、あったの?)へ。

電車の中で調べて塩山からバスに乗るのも、ぶどう郷から歩くのも所要時間は一緒だったので、それなら徒歩で。

途中、昨年ぶどうの収穫のお手伝いに来たシャトー勝沼さんの脇を通過。ぶどうまつりに向けて白いテントを出して何やら準備をしていたけれど、今回はパス。

「葡萄とワインにまつわる品々を展示した地下ギャラリーとワインセラーがあるという事で一度泊まってみたいな、と気になっている民宿の横も通過。

朝晩涼しくて、日中30℃予報は見ていたが、午前9時。すでに暑い。上は真夏の恰好してたのにもう汗だく。

歩くこと30分強。やっと見えてきました。私の頭の中はこれから飲むワインの事しかありません。スパークリングワインはないんだよなあ。ビール飲みたいなあ。いや、本来そういう場所ではありません。(午前9時40分)

柏尾山 大善寺(別名ぶどう寺)

国宝となっているお寺です。(拝観料500円)一般的には、ドラマ「逃げ恥」の舞台となった事で有名になりましたが、ワイン好きにとっては、「ぶどう寺」という名前に興味を持たずにはいられません。ご本尊の薬師如来像がぶどうの房を手にしていらっしゃるのです。御開帳は5年に一度。この日は写真を拝んで来ました。次の御開帳は令和5年。来年のようです。(また行く口実ができた!)

本堂の中では住職が迎えて下さり、簡単に国宝となっている由来等をお話しして下さいます。実はこの住職さん。境内の畑で自ら葡萄を作り、境内の葡萄酒小屋で檀家さんとワインを造っていらっしゃるのです。そっちの話が聞きたかったりもしたのですが、人見知り?小心者?の私は切り出せず。次回は物怖じしない誰かと訪れたい。

宿坊もあって、ここにも泊まってみたい。(1週間前に問い合わせたけど満室でした。)

参拝後は受付に戻って、楽しみにしていた住職のワインを。グラス1杯300円。

白は甲州。赤はマスカットベリーA。両方飲みたい気持ちをぐっと抑えて、汗だくだったので白一択。キュッとくる酸。でもそれがカラカラの体に沁み渡り、生き返る。朝から飲んでも美味しいスッキリした甲州。御利益ありそうで買って帰りたかった(1本1,650円)けど、これからの道のりを考慮して断念。次来たら赤を、と言いつつ、きっとまた甲州を飲んじゃうんだろうな。一緒に出してくれたぶどうも甘くて美味しかった。

さて、目的を果たしたら、ぶどうまつりに向かいます。

例年はお祭り会場に各ワイナリーが出向いてワインをふるまうようですが、今年はコロナ感染予防対策として、各自がワイナリーに足を運ぶスタイル。

ぶどうまつりの最後を飾る鳥居焼きは、大善寺で採火式を行う行事ですが、ワイナリーからは離れているので、またひたすら歩きます。

甲州街道沿い。ここから見たら鳥居焼き、きっとバッチリだなあ~。

歩けど歩けど、あるのはぶどう狩り。ぶどう直売所。コンビニすらない。

時刻は11時半。朝早かったし、いっぱい歩いてるし、ワイン飲んだせいもあり、何か食べたくなってきた。いつもならクレープ屋さんのような甘いものはそれほど興味ないのに、「グレープ」の文字が「クレープ」に見えて、食べれるうちに何か食べる?なんて考えたのに、実際はまたぶどう直売所。ぶどうは美味しいけど、これからワインたくさん飲むし…。

なんて考えながら歩くこと30分強。1軒目のワイナリー発見。

まるき葡萄酒

適度な混み具合。樽のテーブルにつくと、ショップの方が案内しながら試飲させてくれる。「試飲は10分程度でお願いします。」とポップがあるので、2~3種選ぶのかな、と眺めていたら、10種類全てを順番に出してくれた。私はテイスティングが得意でないので、小さな紙コップでは香りがとれず、赤は良さが分からぬままだったが、やっぱり甲州は美味しい。普段は食事と共に飲むので絶対辛口派なのだが、試飲の時すこ~し飲むと、甘口を美味しいと感じる。今回も最初から気になっていた、古酒をブレンドしたやや甘口の「ラフィーユ トレゾワ リザーブド」が気になったものの・・・ハーフでもお値段がそれなり。多分家では結局甘口飲まないよな、と息子へのお土産に新種の巨峰にごりを購入。375mlで990円は、冷静に考えたら高いけど、ジュースみたいに甘くて飲みやすい、でもちゃんとしたワイナリーのワインで、少しでもワインに興味を持ってくれたら、いつか一緒に辛口ワインも飲めるようになったら、嬉しいじゃない?

少し坂を上ると

フジッコワイナリー

ここでの無料試飲は「フジクレール ロゼスパークリング」。予想してたより炭酸がしっかりしてて、歩き回った私が求めていたのはこれ!!マスカットベリーAとメルローのロゼ。美味しかった。

エノマティックで有料試飲があった。コイン1枚220円?忘れました。3枚、5枚と割安になるようでしたが、あちこち回りたいので、気になった1杯だけを試飲。

少し戻って先に進むと

丸藤葡萄酒工業ルバイヤート

こちらは有料試飲。基本セット5種500円は魅力的だけど、時刻は13時。お腹すいてるし、量はそれほど飲めない私は、つまみがないと辛くなってきました。でも、せっかく来たので、プレミアム試飲300円で万力ルージュを。プラスチックカップでも香る力強さ。グラスでゆったり飲んだら美味しいんだろうな。

次はお目当てのワイナリーがあるので、途中にあるワイナリーに寄りつつ、やっと中心部へ向けて出発。途中何か食べたい。コンビニのおにぎりでいいから。

ほどなくほうとうやさんを見つけて路地に入ってみるも、凄い人。案の定1時間以上待ちますとの事。一人なので、お店の端っこでいいから・・・なんて言うわけにも行かず、待つなら前に進めと断念。

辿り着いたのは

イケダワイナリー

広くない店内がまあまあ混み合っていたので、システム分からぬままやや甘口の甲州遅摘みをチョイス。普段飲まないけど、美味しさに目覚めた甘口飲んでいこう精神。カウンターでオーダーして「PayPayで」なんて言ったら、「あ、お金はいいんです。2杯まで無料で試飲して頂けます!」はずっ!まるきさんの甘口ほど甘くなく。無料ならもう一種、と辛口の樽熟成もオーダー。グラスで飲めるのはやっぱりいいね。プレミアムキュベでも確か2,200円。買ってもいいかな、と思いつつなぜか今日はお財布の紐が固くて(多分持って歩きたくない気持ちが強くて)そのまま後に。

少し歩くと

岩崎醸造(ホンジョーワイン)

通り道だし入ってみた。エノマティックの有料試飲。気になるワインもあるにはあったけど、もうお金出してまで(えっ笑)飲めません!また今度。

さらにまっすぐ進むと

くらむぼんワイン

名前は知ってて気になってたけど、どのワインか分からぬままとりあえず偵察に。お庭で無料試飲5種類。でも全部飲むキャパはないので、白、赤1種類ずつ。そして気づいた。KURAMU BON BONのポップなエチケット。甘口だから飲んだ事ないけど…。

試飲したのはオーナーの遊び心から生まれたという「T no kimagure」樽香のある甲州。美味しい。赤はNシリーズのマスカットベリーA(だったかな?記憶曖昧。)

売店に入って更に気づいた。飲んでみたかったワイン!蟹さんのエチケットが可愛くて、ずっと気になってたワインがそこに。「KURAMBON」そのままじゃん!ほぼ同価格の甲州、蔵は試飲にあったので、一度外に戻って試飲追加。さっきと違うお姉さんがいらしたので、「蟹さんとこれとどう違いますか?」と聞いてみた。私の質問の意図を的確に解釈して説明してくれて、「ちょっと発泡が残ってて、酸がしっかりしてて、これからの季節は鳥鍋に柚子胡椒つけたら合いますよ!」蔵も美味しかったけど、試飲にはなかったけど、蟹さんを購入。楽しみ。歩き…というより飲み疲れてたけど、テンション上がった!

歩いてたら、無人でぶどうを売ってたので、購入。

カップ100円。これで100円玉がなかったら泣きそう…と思ったけど、無事100円入れてゲット。甘くてみずみずしくて美味しい。(今日美味しいしか書いてないな。)

もう少し歩いて、やっとお目当てのワイナリー。

ダイヤモンド酒造

今回のぶどうまつり参加ワイナリーに名前はなかったけど、通常営業はされていると思って、何も調べず、そしてみんなが絶賛する、私も一度ご馳走になった、マスカットベリーAを何か1本購入するんだとルンルンで向かった。

・・・のに。前日までの予約制だった。試飲とかいいから、買いたかった。

仕方ないので、おまつり会場方面へ向けて再出発。

シャトーメルシャン

前回見学は済ませているので、ここで何か軽食をとりながら試飲できれば…と思ったけど、あるのはチーズ、クラッカー、サラミ。普段なら大歓迎なのだが、時刻は14時を回ってる。炭水化物が欲しいのです。試飲は諦め、ワインを見る元気もなく、とりあえずパスタが食べられる場所へ。

レストランシャンモリー(盛田甲州ワイナリー)

実は前回も同じような理由でこちらにお世話になっており。この日も到着したのは14:40。ラストオーダーの時間を過ぎていたのに入れてもらえた。その後も何名か入って来たので、ぶどうまつりだからかもしれない。通常は14:30ラストオーダー。

前回はほうとうのオイルパスタとグラスワインを頂いたので、今回はキャベツとベーコンのトマトの生パスタに。本当はここでは、山梨県産のお肉を使ったお料理とサラダやパンのサービスバーを頂くのが正解なんだと思うけど、もう疲れちゃって、さくっとパスタでお腹を満たしたかった。座ったら一気に酔いが。もう食べたらお風呂入ってこのまま寝たい。ぶどうの丘に空きがあったりしないかしら、なんて思ったけど空いてるわけもなく。

まだまだワイナリーはあるけど、今日はもう飲めそうにないし満足。なんとか鳥居焼きまでどこかで粘るか、このまま帰宅するか悩みつつ、とりあえずお祭り会場へ。

勝沼中央公園

食べ物の屋台がたくさんが出ていて、地元の中高生が友達と楽しんでいる感じだった。例年なら振る舞い酒で凄い人なのかな。ワイナリー巡った方が私は楽しかった。

ステージでイベントもあるようで、和太鼓の演奏も聞きたかったけど(実は以前息子と一緒に和太鼓教室に入ったら、習い事のつもりが門下生呼ばわりされ、まあまあ本格的?にやってた。)もう汗でベトベト。飲み疲れてヘトヘト。ぶどうの丘のお風呂に入るか、このまま帰るかまだ決められぬまま、とりあえずそっち方面へ歩き出す。

駅に辿り着いてぶどうまつりの係の人に鳥居焼きを駅周辺で見れないか確認したけど、やっぱり見えないとの事。ちょうどよく電車が来るようだったので、この日は帰宅する事に。

帰りも勝沼ぶどう郷駅から自宅最寄り駅まで全て鈍行列車で帰りました。

最終的に歩いた経路がコレ。めっちゃ綺麗に巡ってない?笑

徒歩で廻るのが最適
 一日歩き回って2万5000歩程度でした。

日頃運動不足の私でも、バスを30分待つなら30分歩いちゃえ。

今回は大善寺に行ったので、ついでにちょっと離れたワイナリーに行ったけど、中心部には今回行けなかったワイナリーも密集しているので、山とぶどう畑の景色を堪能しながらのウォーキングはおススメです。帰りの坂がキツくて、本日若干の疲労感と筋肉痛がありますが、まあ、それもお土産って事で。

今回、もっと回るつもりで意外とワイン買わなかったけど、駅前にあちこちのワイン買える売店があったらいいのにな~。

勝沼はやっぱり甲州が美味しいな。

今回はぶどうまつりの日だったので、ふらりと試飲できたし、見学というより試飲、販売がメインの感じでしたが、次回は計画的に見学とかもしてみたいな。まだまだ工場見学は中止中のワイナリーもあるようなので、HP要チェックですが。

あと、昼食の場所は計画的に!

といいつつ、無計画の散歩っていいのよね~。

 

 

「小網代湾海底ワイン熟成プロジェクト」ワインを愉しむ会🐚🌊🍷

2022年9月23日(祝)

 

「海底熟成ワイン」に並々ならぬ好奇心を持つ私。

同じ銘柄のワイン。地上で通常通り保管されたものと、海底で熟成されたワインを飲み比べできると聞いて!!居ても立っても居られず、ちょっと遠出して、一人きりで、初めての場所、初めての講座(イベント)へ潜入して来ました。

神奈川県上大岡駅直結の京急百貨店COTONOWAさん主催。

日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエの伊澤成典氏ナビゲード。

お料理は京急百貨店内、南イタリアシチリア料理 グランドゥーカ。

スパークリングワインで乾杯後。早速スタート。

 

シャトー・ロック・ド・マンヴィエル 白 2019

ソーヴィニョン・ブラン 60% セミヨン 40%

1000円台前半のボルドー

 

外観、香りにはそれほど違いはなし。スッキリ爽やかな辛口。

 

違いは

極端に違うわけではないけど、飲み比べれば明らかに分かる。

海底熟成の方が酸が穏やかな分、まろやか

 

しかし、別の海底熟成ワイン、微発泡の白で飲み比べした際には、変化が現れなかったとの事。

 

伊澤氏の考察によると、今回の白ワインに変化をもたらした要因は「酸素」。

ワイン液面とコルクの間にわずかにある酸素が、海底のわずかな振動により攪拌され、酸がまろやかになったのではないだろうか。微発泡ワインでは二酸化炭素が入っている分酸素が少なく、変化を感じられなかったのではないか。

シャトー・ロック・ド・マンヴィエル 赤 2019

メルロー 80% カベルネ・ソーヴィニョン 20%

1000円台前半のボルドー

外観、海底熟成の方がわずかに薄いと言われたけど、私にはよくわからなかった。

正直、この価格帯のごく普通のボルドー。通常保管のものはちょっと渋みが気になる。少し置きたいな、スワリングしようかな。という印象。

海底熟成の方がタンニンが穏やかな分、やはりまろやか

 

別の海底熟成ワイン、微発泡の赤で飲み比べした際には、変化を大きく感じたよう。

元々微発泡でタンニン穏やかで飲みやすいワインが…(以下自粛)

 

伊澤氏の考察では、今回の赤ワインに変化をもたらした要因は「タンニンの重合」ではないかと。赤ワインの渋みをもらたすタンニンが、海底のわずかな振動によりくっつき合って、大きくなり落ちる。いわゆる澱が発生。タンニンが澱となって落ちる事により、味わいがまろやかになったと考えられるのでは、との事でした。

ただ、こちらについての実験、検証はこれからとの事なので、大学の研究成果の発表が待たれます。

飲み比べてみて

白の海底熟成ワインを飲むのは初めて。なんとなく赤の方が変化するだろうな。と思っていたら正解。特に今回はソーヴィニョン・ブラン主体のワイン。個人的には酸が好きなので、どちらがおいしいかと聞かれたら、多分海底熟成してない、通常の方を選ぶと思う。(とはいえ、せっかくなのでおかわりは、なかなか飲む機会のない海底熟成している白ワインを頂きましたよ。)

 

今までに2回飲んだシラーの海底熟成ワインSUBRINAは、海が好きで、ダイバー。南アのワインも好き。企業さんともご縁があり。一緒に飲んだ仲間も楽しくて。諸々プラス要因しかない中、海を泳ぐ熱帯魚やダイビングで中性浮力をとった浮遊感を思い浮かべながら、「浪漫」を感じながら飲んでた。そりゃあ、美味しいに決まってる。

 

今回ちょっぴり現実的な事も考えながらの飲み比べ。確かに飲み比べたら、私でも違いは分かった。間違いなく「まろやか」で、「まとまりのある」味わいになってる。

でも、なんでもかんでも海底で熟成させればいいというものでもないし、海底で熟成させた、という事実だけでは商品にならない。

 

そこにはストーリーとか、誰かの想いとか、思い出とか。付加価値のある何かが必要だと思う。

 

SUBRINAさんが、なぜシラーで、なぜ南アで、なぜヒリゾ浜で、なぜあの包装で…etc.

やはりよく考えられているなあと、改めて実感。また飲みたくなってしまいました。

 

海底熟成とそうでない同じワインの飲み比べ。

そうそうできない、貴重な体験となりました。

 


 

 

 


 

 


 

 

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グルナッシュの日🍷Internatilnal Grenache Day!!

9月の第3金曜日は、グルナッシュの日🍷

Internatilnal Grenache Day!!

 

(毎年9月17日というサイトや、16日~18日の3日間というサイトも。諸説あり。)


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呼び名🍇

フランスでは主に「グルナッシュ」

スペインでは「ガルナッチャ」もしくは「ガルナッチャ・ティンタ」

イタリア、サルディーニャ島では「カンノナウ」←初めて聞いた!

 

突然変異で生まれた、「グルナッシュ・ブラン」や「グルナッシュ・グリ」もあり、黒ぶどうのグルナッシュは、正確には「グルナッシュ・ノワール」だそうです。←これも知らなかった!

 

特徴

色調は濃く、アルコール度は高いものの、酸味や苦味は穏やかで、凝縮した果実の甘味があるので、ワインを飲みなれていない初心者にもおススメとの事。←二十歳でも飲めるかなあ。

 

鶏肉や豚肉のグリル、煮込み料理、ブルーチーズ、チョコのデザートに合うけれど、それほど気にせずに、ハムとかオリーブとか、普段のおつまみに合わせて飲める品種のようです。

 

ワインの紹介

私がグルナッシュ単体で飲んだことがあるのは、スペイン ルゾンコレクション。

「芳醇な果実に、バランスの取れたタンニンと酸。す~っとするハーブ感がクセになる。」

ってコメントしてる。翌日思い出して余韻にひたってたの思い出した。

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そして、セラードア青山さんで頂いた、ミラヴァル ロゼにもグルナッシュ入ってたな・・・。グルナッシュのロゼ、飲みたい!

 

 

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そして、今に気になっているのは、お手頃でエチケットの可愛いこれ。

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現在絶賛お家ワイン消費キャンペーン実施中ですが、グルナッシュ、ガルナッチャ、気になって来たぞ!!

 

 

 

ボックスワインの日🍷 International Box Wine Day!!

毎年9月9日は、ボックスワインの日🍷

International Box Wine Day!!

 

ボックスワインについてちょっぴり調べてみました。

 

 

ボックスワインとは

段ボール箱の中にプラスチック製バルブのついた袋が入っていて、その中にワインが入っているもの。バッグ・イン・ボックスとも言います。

 

歴史

1965年に南オーストラリアにあるアンゴーヴス社のトーマス・アンゴーヴさんが開発したのが始まり。2年後の1967年には同じくオーストラリアの発明家とペンフォールズ社によりプラスチック製バルブの特許が取られ、現在も使われているとの事。

 

1970年代は主にオレンジジュースや水、そして低価格帯のワインに使用されていました。

 

2003年になり、アメリカ カリフォルニア州ブラックボックス・ワインズ社が上質なワインを入れたボックスワインを発売した事がきっかけとなり、高品質なワインもボックスに入れて流通するようになったようです。

 

特徴

①価格が安い

瓶に比べて重量は軽く、割れるリスクがない分輸送コストが低く、包装のコストも抑えられます。大容量を詰める事で相対的に販売価格も抑えられるため、コスパのいいワインが多いです。

 

②エコ

上記に関連し、瓶と比べて輸送時に使用するCO2が削減できます。また、箱、プラスチック、ビニールと分別してリサイクルする事でもCO2の削減に貢献します。

 

③長持ち

ボックスワインの中にあるビニール袋は特殊加工してあり、注いだワインの分だけ収縮して真空に近い状態を保つため、開栓後も酸化しにくく、白ワインで3週間、赤ワインで1か月程度美味しく飲めるようです。

 

雑記

食卓に箱ワインを置いて、蛇口のような栓から好きなだけワインをジャーっと注ぐ。

めちゃくちゃ憧れます。一度はやってみたい!

でも、実際1日1~2杯しか飲まない私には、メリットが分かってもハードルが高い。

野外ワイン会やBBQでの持ち込みで、ボックスワイン体験の欲求を満たす事を目論んでいます。(誰か企画して!笑)

 

おススメボックスワインを紹介したいところですが、実績がないので、リサーチやお店で使われていたボックスワインで、私が買うならこれかな!と思っているものを紹介。

 

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