Miki’s Diary

Mikiの徒然日記。

bookroad 葡蔵人

2021年11月23日(祝)



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台東区にある都市型ワイナリー、bookroadさん。

月一バルと称する有料試飲に2回ほどお邪魔し、女性醸造家の須合さんともお話させて頂いたり、記事を読み漁ったり。

Instagramをフォローしていると、時々お手伝いの募集がかかる。なかなかタイミング合わずに参加できていなかったが、先日とうとうチャンスが!

しかも、今年収穫のお手伝いをした甲州を使ったスパークリングワインの瓶詰め。

もちろん私が収穫した甲州ではないけど、なんか繋がりがあって嬉しい。

お尻の長い工事のトラックが曲がるのに苦労するほどの、普通の住宅街の一角にあるワイナリー。

扉を開けると、あま〜い香りが。

すぐそこが醸造所で須合さんが作業中。

3階のイベントスペースに荷物を置いて戻ると、シューズカバー、ヘアカバー、シリコンの手袋を装着。

私の任務。

①新しい空の瓶15本入った段ボールに日付、品種を3面に記入。

②洗浄機に4本セット。埃を流す程度に洗浄。

この際、言われたわけじゃないけど、底にカケのある瓶を一本発見。検品の役割も果たせたかな?


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③乾かす為にポールにバランスを考えながらさす。


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④空いた段ボールの裏面にビニールテープ十字に貼って補強。出来上がったワインを入れる場所へ持って行く。

①〜④をひたすら繰り返す。

単調だし、なかなかの重労働。でも、嫌いじゃないのよ、こういう作業。

⑤ワインを充填。この日は須合さん。途中から社員さん。


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⑥フチについた水滴をタオルで拭き取り、王冠の取り付け。箱詰め。この日はもう一人のお手伝い参加者が。15本、箱いっぱいになったら社員さんに本数確認して貰ってテープで封。


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これを寝かせると、スパークリングワインになる。

途中一次発酵済、瓶詰め前のワインを飲ませて頂いたけど、なんだろう。スティルワインとも違うけど、ワインはワイン。これが瓶内二次発酵してシュワシュワすると思うと、味とかなんとかより、「ふしぎ〜」が率直な感想。

数年前、いつものように発酵が始まらず、先輩醸造家さんに相談したら部屋の温度を聞かれ、「それは寒すぎるよ。寒いと発酵しないよ。」と言われて暖房を入れたとか。

他のワインもあるから加減が難しく、スタッフさんは寒い所で事務作業してるのに、子供達の為にはしっかり温度管理して。ご苦労が伺えるのと同時に、「ワインって生きているんだ〜」と改めて感動したエピソードでした。

いろはすのミニボトル頂いて、時々休憩しながら、須合さんとは色々お喋りもしながら2時間半。

約450本の甲州スパークリングを瓶詰めして、我々のお手伝いは終了。

なんか好きなワインに関われて、シードルとワインの香りに包まれて、身体も動かせて、お話もできて。有意義な、幸せな時間だった。

またやりたいな。

(最後にちょっとだけ、ご褒美に何か試飲させて貰えたら最高なんだけどな、なんちゃって😂)

 

ただし、運動不足過ぎる私はその日の夕方から筋肉痛が。翌日は腰。翌々日は後頭部。後頭部?こんなとこ筋肉ある??でも、頭痛と明らかに違うから、筋肉痛かと。

それでもタイミング合えば、また参加しようと思ってま〜す。

 

http://bookroad.tokyo/