Miki’s Diary

Mikiの徒然日記。

北海道ワイン試飲会@ウィルトス神宮前

2022年10月7日(金)19:00~

 

10月だというのに、コートが必要な位寒い、しかも雨の降る金曜日の夜。

仕事終わり、初めての試飲会に向かった。

日本ワインが好きな仲間と繋がって飲む機会が増えたり、ワイナリーに行ったり、貴重なワインを飲める場にお誘い頂いたり、最近は日本ワインに傾倒して、なんならコレクターになりそうな勢い。

そんな時にたまたま目にした北海道ワインの試飲会。

ずっと行ってみたくて。でも、行ったら買わなきゃいけないようで、インスタでキラキラしていて、ちょっぴり遠くて。

でも、日本、しかも北海道ワイン!勇気を出して申し込んだ初めての試飲会。

神宮前のウィルトスさん。お邪魔するのも初めて。

会費3500円を現金でお支払いし、すぐにスタート。

最初は説明を伺いながら順番に。最後は自由に好みのものをおかわりできるスタイル。

もちろん抜栓してからの時間や前後に飲んだワインの印象の影響もあるけど、解説聞いたり、他の方の反応、評価を聞いていると、最初と、おかわりの時とで、全く感じ方が変わってくるので面白い。

 

ルレーヴワイナリー

①MUSUBI スパークリング 2021

香りからテンションの上がる華やかさ。とっても美味しい!!

各回2本の限定品。ただ、お値段は6,000円。

購入候補にしてたけど、おかわりした時には感動が薄れてた。

美味しかったけど、価格とのバランスで、なにがなんでも!とはならなかった。

⓶MUSUBI 結 2021

事前の下調べでは、これが良かったら買って帰りたい、と思っていたのだが、なんだがスパークリングの印象が強くて…あまり印象に残ってない。

とわ北斗 

10Rさんでの委託醸造。2024年、ワイナリー設立予定。

③L'ASSEMBLAGE 2021

最初はそこまで印象に残らなったのだが、おかわりタイムに皆さん絶賛。

改めて飲んでみると、色々な品種のアッサンブラージュだけあって、複雑で、でもバランスよく。少し寝かせてみたいワイン。

ミソノヴィンヤー

デラウェア 2021

見たことはあったんだけど…。

なんか、デラウェアをひたすら食べ続けて、お口が酸っぱ、渋いっ。みたいになった感じ。でも、10日しか醸してないそう。これも購入候補だったけど、なんだか思ったのとは違ったかな…なんて思ったのに。

おかわりタイムに飲んだら、優しくなってて、美味しいじゃん!

山田堂

⑤ナイアガラスパークリング 2021

エチケットが可愛いリスさん。クマコーラは飲んだこともあって、これ買いたかったけど…。香りもリスさんも優しいのに、ビックリする位酸っぱい!思わず笑ってしまった。真夏にくいっと行きたい感じ。美味しいけど、今日じゃない。

くまコーラは醸造家目線で、りすは農家の目線で造られてるんだって。あれ、やっぱりまた飲みたくなってきた。

ドメーヌモン

どうやら今回の目玉だったよう。

⑥モンシー MONT-C 2021

去年買って美味しかったから今年も買ってある。

けど、去年はスッキリ系だったけど、今年は甘味もあるまろやかなりんご。元々夏場のランチにスッキリ飲みたかったけど、秋になってしまったから逆にちょうど良かったかな。

⑦モンケル 2021

北海道のケルナーらしいな。甘味もあって美味しいな。なんて思って飲んでいたら、参加者のお一人が、「これ、泡なんですか?」え!!!

多分発泡しなかったんだと思う、との事。温度が上がらなかったせいか、何かの物質のせいか、瓶内発酵しなかったのでは?と。泡と聞かなければ、上品で、純粋に美味しい。もしかしたら、二度と味わう事のできないモンケルかも!来年は、一生懸命発酵させようとして、めちゃくちゃ元気なモンケルになってるかもしれない。それもまた面白い!

モンブラン MONT BLANC AK 2020 

ヴィンテージは違うが、モンケルと同じ畠のケルナーなのに、全然違う!こっちはスッキリ、キレイ系。気になるのはモンケル。

⑨ドングリ DOM GRIS 2020

こちらが目玉。去年は蒸留酒みたいになり過ぎたけど、今年は元に戻ったとの事だったけど、私は今年のもウイスキーみたいな、古酒っぽいニュアンスを感じた。個人的にはスッキリ系が好みみたい。

 

あいざわ農園

⑩龍之介 2021

国際品種に認定されたという山幸。そもそもこの品種を知る人がその場におらず、評価しにくいけど、野生っぽくて面白い。

森臥 

ノクターン S.A.

初仕込みで試行錯誤してできたワインとの事。2019と2020のバッカスに、2021の小公子を混ぜてやっとリリースしているあたり、察し。

事前下調べとエチケット、名前でこれも購入候補だったのだが。

ARIA 2021

微発泡で、味わいがとても綺麗な赤。小公子に試験品種15%混ぜている、ミステリアス。私が日本ワインで美味しいと思うのが白が多いなか、なんか心惹かれるものが。

 

ここから有料試飲。

濱田ヴィンヤード

シャルドネ 2020

500円。本当は、今日はシャルドネはいいかな、そんなに飲めないし。とスルーしようと思っていたけど、隣の方が「美味しい!」と絶賛。香りをかがせてくれてヤバイ。結局追加で試飲。香りがともいいし、少し寝かせてじっくり味わいたい感じ。こちらはタキザワワイナリー委託醸造だが、2021年からは自社で醸造開始。気になるワイナリーかも。

リタファーム&ワイナリー

⑭風のヴィンヤード ピノノワール 2018

300円。温度が低めだったのかな?酸が強く感じて、やはり私は赤は試飲で良さを拾いきれない。

宮本ヴィンヤード

⑮ヴィーニュ シャンタント ヴォロンテ 2019

700円。ボトル7,600円と価格も価格だが、これは綺麗で美味しい!幸か不幸か、完売で買えないけど。

 

そして、ここからジャンケンタイム!

お店スタッフに勝った人から順に、限定ワインの購入権が与えられる。

(やっぱ買わざるを得ないよね。いや、買う気満々だけど。そういう意味では、私は日本ワインの試飲会なら安心して参加できそう。高いのもまあ、払える価格だし。)

私は2回目に4人で勝ち抜け、そこで順位決定戦。一回目は負けたが、負け同士でジャンケン。一回タイミング合わずに私が勝ってしまったけど、「やり直します?」と申し出たら、なんとあいこの連続5回位!?「めっちゃ仲良しじゃん!」と言われながら結局勝って、4番目に選択権利を獲得。

結局妙に心ひかれたARIAを選択。各回3本だから、4位通過で選ぶワインではなかったのかもしれないけど、私が選んだら、お隣の方も「あれはめっちゃきれいだったよ!」と絶賛してくれた。(今思うとモンケルとりすも気になるけど!)

そして、せっかくなので試飲会参加だから買える、しかも5%引きのL'ASSEMBLAGEとミソノさんのデラウェアを。

 

試飲会って、色々ちょっとずつ飲んで、結局私はよく分からないまま、なんか雰囲気にのまれて買うしかない・・・なんてイメージを持っていたけど、ここでは一通り試飲した後また戻って自由に飲めるので、味の変化まで確認できた。ちゃんとコメントシートもくれるから、後から振り返れるし、情報もまとまってる。確かに一本は限定を買わざるを得ない余興もあるけど、興味のあるワインなら喜んで買っちゃう。

15種類もあってメモしてないので、印象が薄くなってるワインもあるけど、それはそれで私には刺さらなかったって事で。

試飲会、楽しいな。勝手にハードル上げてたけど、一つ階段昇れた気がする!