Miki wine project 〜葛藤からの妄想〜
ワイン醸造家デビューを果たしました!③

自分のワイン造りに向けて日々悩んでいる中、大好きな余市のワインをたくさん飲めるイベント、ラフェトへ参戦。
毎晩修行のように甲州オレンジばかり飲んでたから、もう楽しくて!

ラフェトの後もドメーヌユイさんの収穫のお手伝いしたり。

憧れていたドメーヌミカヅキの及川さんにバーでばったり会ったり。

その他にも私と同じように、いやそれ以上にワインを愛する様々な方とお会いして、チャンスがあれば、自分のワインを造ってみようとしている話を聞いて頂き、何かヒントを得ようとコミュニケーション。おかげでたくさんの刺激と夢を貰って、造るワインの方向性が決まってきた。
私は美味しいワインが造りたいんじゃない。そんなのできるわけないし、プロに任せればいい。ワインの造り方を知りたい、体験したいだけなんだ。あくまで教材。だから色んな工程を踏むオレンジスパークリングにする。
そう思って始めたけど、本当にそうなの?
だんだん分からなくなって、
「私、どんなワイン造ればいいですか?」
なんて元も子もない事を聞いたりもした。
誰に聞いても、
「好きなワイン造りなよ」
これ、勝手にしなって意味じゃなくて、自分が好きな、造ってみたいワインを造ったら楽しいよ。って言ってくれてるんだと理解した。
そうだよな。約20本出来上がる。教材として造って仕方なく消費するより、自分が一番好きなスタイルのワインを造ろう。
となると、酸がしっかりあるけど果実の甘味も感じられる白ワイン。
泡じゃなくてスティル。
微発泡も考えたけど、1日で1本飲めない私はスティルの方が数日かけて良い変化を楽しめる。泡入れちゃえばなんでも美味しく感じるからなんとなく逃げな気がして、スティルで勝負したい。
いかにもな自然派でもなく、綺麗過ぎるのでもなくて、ちょっぴり田舎くささの残る滋味深いワイン。そんなワインに癒される。どうやったら造れるだろう。
飲んだ甲州の中で一番私の理想に近かったのは、ドメーヌレゾンのオレンジ。
ぶどうは私が使うのと同じ山梨産。醸造は私の好きな北海道。私らしいワインができるのではなかろうか。
このワインの造り方を参考に、体験でどこまでやらせて貰えるか、須合さんに相談して最終的な造りを決めよう!
この時点ですでに9月頭。
8月末に私の"申し込みがキャンセルされました"と通知が来て(申し込みが早すぎて、決済まで間が空いた為自動キャンセルされてしまった)再申込みしに行ったりとヒヤヒヤ事件はあるも、須合さんとの打ち合わせや今後の段取りの案内はなく、一人勝手に妄想を膨らませ、頭の中で理想のワインが出来あがっていたが…
果たしてどこまで実現できたのか。
つづく