ばんえつの旅~阿賀野川ライン下り~
2007年11月28日
さて2日目。
雨の予報だったけれど、午前中は晴れて良いお天気。
予定を一日ずらして、阿賀野川のライン下りへ。
昨日SLで通った磐越西線を戻る事約一時間。
途中、ディーゼル車に引かれて新潟へ向かう、ばんえつ物語号とすれ違い、再び胸が高鳴った。
三川駅着。なんと無人駅。どこから出るのか分からず、ホーム上をうろうろ。
駅の待ち合い室を見つけると、そこには一枚の張り紙が。
「本日、川の水量が少ない為、ライン下りはできません。替わりに遊覧船にご案内しますので、お電話下さい。送迎致します。」
雪が降った位なのに川の水量が足りないの?と思いつつ、仕方ないので電話してみる。
送迎するって書いてあるのに、ライン下りの乗り場と思われる場所を案内されるので、?と思いつつも行ってみた。
「今日は遊覧船なんですよね?」
「いやぁ、遊覧船はあっちなんだよね。」
「ライン下りできるんですか?」
「やってますよ!あれ?まだ張り紙してあった?」
どうやら5日位前までは、本当にライン下りできなかったらしい。電車で来る人がいかに少ないかって事だね。
予定通り、屋形船に乗って、終わってしまった紅葉を見ながら、50分かけて阿賀野川を下った。
下船場からは、乗船場の最寄り駅までバスで送迎してくれるが、バスの時間まで45分間。
名物焼き団子を食べておいしいね!
この先昼御飯を食べる場所もなさそうなので、新潟こしひかりで作った手作りおにぎりを買っておく。…が早速バスの中で食べてしまった。
三川駅で下ろしてもらうと、
「え~!一時間以上電車来ないよ!」
送迎してくれたら、せいぜい10分も待てば電車が来ると思ってしまうのは都会人。
何もない場所で一時間…。しかもじっとしていたら寒い。仕方ないので、あてもなく散歩。
民家をうろうろしていたので、地元のおばちゃんに声をかけられ、近くに公園ないか聞いてもなく。庭の冬支度をしている様子を見て、雪国だなぁと。
会津若松でも思ったが、この辺りの民家ではどの家も大根を干している。
一回りして駅に戻り、絶対電車の来ない、行き止まりになった支線があるのを見つけた。線路の上を歩きたいぷぅ~の念願が叶った!
そうしている間に電車も到着。
同じ沿線を電車で登り、船で下ってバスで登る。そしてまた電車で下る。なんだか非効率??
明らかに都会とは違う時間の流れでした。
ぷぅ~はまたもや先頭車両一番前にかじりつき。でも立ったまま寝てた!
座らせてぐっすり。
旅はまだまだつづく。