牛久シャトー
2021年11月27日(土)
浅草に古くからある神谷バー。電氣ブランの存在と、歴史的なバーである事は知っていたが、利用した事はない。
だが、ひょんな事から創業者がワイン醸造に関係していて、それが牛久にあるシャトーと知る。
その牛久シャトーは昨年(2020年)日本遺産に認定。
そうだ、牛久に行こう!
着いたのは裏口。
人っ子一人いないから、なんでもない秋の公園を散策。
秋の自然を感じるのも今日の目的の1つ。風が冷たかったけど、今年初のダウン来て行ったので、ぶらぶらと秋の空気を満喫。
最初に見つけたのが、『オエノン ミュージアム』。
牛久シャトーを保有している会社のPR的なミュージアム。焼酎飲まないからよく知らないけど、昭和的な感じが懐かしさもあって、まあ、無料だし見て損はなし。
またぷらぷら歩くと、葡萄畑。
もちろん、もう葡萄は収穫後。
やっとシャトーっぽい建物が見えてきたら、こっちが正面。
で、なぜか先にショップに立ち寄る。
が!先に寄るのはオススメしません。なぜなら、色々疑問に思ってしまうから。
置いてあるワインのほとんどは輸入ワイン。日本ワインも、この時点ではハテナだった。
レッツゴー、1番の目的地。
『神谷傳兵衛記念館』。日本初のシャトーを築いた人物の記念館。
ワインを知ったきっかけが、当時の原因不明の病で生死を彷徨った時に滋養の為に勧められた事。
そこからワインを国内で醸造して、一大産業とする夢を抱き、叶えた人物。
もちろん一人で叶えたわけではなく、同じ頃甲州勝沼で宮崎光太郎らが農家とワイナリーの共存体制を確立、両者が競い合う形で日本のワイン産業を盛り上げて行った。
この宮崎光太郎の私邸も、先日勝沼で訪れている。
そんな歴史のお勉強をしつつ、昔ワイン造りに使われていた道具を見て、階段を降りるとそこはセラー。暗闇で怖い位。
見応えたっぷり。無料なのが申し訳ない位。
昼食は、旧貯蔵庫のレストランで。
1番お手頃なのは、キッシュに私が食べられない小柱が入っていたので、真ん中のコースを。
頂いたワインは、白 シャトー•デュ•バン デラウェア。赤 葡萄の城。
お料理もワインも、たいへん美味しく頂きました。
11∶30オープンに行ってもすでに並んでいたので、早めに待機するか、予約をオススメします。
あとは一巡した13∶30頃から。
再度ショップに寄り、先程の疑問は解消。むしろワイン買いたくなったけど、お財布と在庫と今後の予定を考慮して、お土産には、電氣ブランとワインケーキを買いました。
まだ公開できていない場所もあるようだし、いずれは醸造再開して、ワインラバーが一度は訪れたい場所になって欲しいな。
秋のショートトリップ。満足です。
https://www.oenon.jp/ushiku-chateau/